X=コタエナシ

「いつ見ても嫌みったらしい家だね…。」


放課後、急いで教室を出て氷雨君の家に来た。


(一秒でも速く会いたかったっていうのもあるけど…)


何より、氷雨君が心配だ。


  ピンポーン…


チャイムの音までなんか…華やかだよ…。


「あれ?返事無い…」


寝てるのかな?


  ガチャ。


「あ…開いた…。」


無用心極まり無いですよ…。