X=コタエナシ

「いいじゃん、教えろよ。」


「氷雨君だって、私に隠し事したまんまじゃん!」


「……。そうだっけ?」


忘れてる?ほんと、都合良いな…。


「忘れるとか信じらんないよ…。だから、これであいこね!」


適度に隠し事はあったほうが良いって言うしね。


「ま、いいや。咲夜はそのうち教えてくれるもんね。」


私の顔を覗き込んでくるその目がまたズルイ…。


「絶対に教えませんよーだ。」


小さい子みたいにあっかんべをしてみた。