X=コタエナシ

「照れてなんかねーよ。」


あっ…そうなんだ。ちょっと残念。


「ほんと寒いな。あそこの交差点で俺帰るわ。」


「うん。」


私の家はすぐ近くだ。


(結構歩いたのに、短く感じた…。もっと氷雨君といたい…)


なんて、口には出せないけど…。思うは自由だよね。


「さみしーな」


そう言う氷雨君の顔が赤かった。今度は絶対に…照れてるよね。