X=コタエナシ

「そんなに、私に言いたくない理由なの?」


だとしても、絶対に聞き出してやる。


「もう暗いね。咲夜、帰ったら?」


わ、話題を変えるだと!


「帰りたくない!教えてくれるまで帰らない!」


確かに外はもう真っ暗だ。でも、教えてくれるまで帰るもんか!


「帰らないの?じゃ、襲っていい?」


「なっ…。ダメ。帰る。」


いきなり何を言い出すんだ。そんな事言うんだったら帰る。


「分かった。送っていく。」


そうして、私と氷雨君は広い家を出た。