X=コタエナシ

「こっんにちは~。氷雨君!」


「……。なんで来たの?」


それは、間違いなく冬だった。


「いや~氷雨君に逢いたいなと思って!」


まるで、私なんて見えてないような態度だ。


「はぁ…。咲夜いるけど…。」


「ああ、咲夜ちゃん。いたんだ。」


氷雨君を見るのとは明らかに違う目で、わたしを見た。


「ちょっと俺外すわ…」


氷雨君が、部室から出て行く。


(二人に…しないで…)



今、ものすごく泣きたいです…。