X=コタエナシ

「あたしが一番聞きたいのは、君らが『何をしてたか』ってとこなんだけどね。」


「確かに、昨日来なかったよね。氷雨。」


小暮君まで、昨日の事を不思議に思い始めた。


(やばい、やばい。早くこの場から立ち去りたいよ…)


「瑠依、」


沈黙を破ったのは氷雨君の瑠依を呼ぶ声だった。


「何?」


「それ、咲夜にも聞いた?」


「うん、聞いた。」


もしかしてこれ、『咲夜に聞けよ』的な流れですか…?