X=コタエナシ

「ごめんて。氷雨君。」


瑠依がピシッと立ちなおした。


「何だ?」


氷雨君が不思議そうな顔で瑠依を見る。


「氷雨君に聞きたいことがある。」


「別に良いけど…」


良くない、良くないよ、氷雨君。そいつの言葉に耳を傾けちゃ駄目だ。


「昨日、何で来なかった?」