X=コタエナシ

「はは~ん。咲夜、さては俺の事好きすぎるな…」


「何言ってんの?」


私なりに、精一杯冷静になって言ったはずなのに。


「隠そうと頑張ってんね。ま、隠せてないけど。耳、真っ赤だよ…」


私の耳元でいつもより艶っぽい声でそう囁いた。


「そうだよ!好きだよ氷雨君の事!」


いつもなら、絶対に言わないような事なのに…完璧に氷雨君にペース崩されてる。



でも、それが幸せでもあるから、ほんとに恋ってたちが悪い。