X=コタエナシ

「ありがと。やっぱ、見えるって幸せだな。」


氷雨君のスペアのメガネは、お洒落な濃い緑色のメガネだった。


「かっこい…」


「!」


しまった…声、漏れてた?


「ははっ、咲夜かわい。」


いたずらに笑った氷雨君が言った言葉に、私が赤くならないわけが無かった。