X=コタエナシ

「どこ飛んでったの?」


「分からねー。だって見えねーもん。」


聞いた私が馬鹿でした…。


「……あっ!あったよ!メガネ!」


氷雨君の鼻にいつも乗っている黒縁メガネが転がっていた。


「あっ…」


「何?あった?」


ヤバイな…これ。


「氷雨君…」


「何だ?」



「レンズ…取れちゃってるよ…」