X=コタエナシ

「じゃ、行こっか。」


「うん!」


あー。ちゃっかり小暮君の横キープしちゃってるよ…


「俺らも行こっか。咲夜。」


「……あっ、うん。」


他の事考えてたせいで返事遅れちゃったよ。


(変に思われないと良いけど…)


ここはまだ、学校の廊下だ。一緒に氷雨君と歩いてると怪しまれないかな…?


「なぁ、咲夜。何であいつらあんなに仲、良いんだ?」


「知らないよ!私にそんな事聞かないで…。」


ほんとに、瑠依のコミュニケーション能力の高さは分からない。


「え…友達じゃねーの?咲夜と瑠依。」


「友達だけど…」


心なしか、周りの女子の皆さんの視線が痛いです…。