X=コタエナシ

(いるって言ったら誰って聞いてくるだろうし…どうしよう。)


氷雨君は学年でもかなり人気な方だからすぐに噂広まっちゃうだろな…


「誰にも言わないから。いるなら教えて。」


そんなにうるうるした瞳で見られたら、断れない。


「……いる……」


「えーーーっ」


ここが個室で良かった。ただひたすらにそう感じた。