視界には海が広がりそこが見えない

海ってこんなに澄みきってたんだ

そう思うほど透明で、透き通っていて

それなのに底が見えない

美しい魚も、 何もない

ーーー無ーーー

ああ、海ってこんなに孤独なんだ

そう思うほど静かで、私の頬に暖かいモノが流れる

どうして私は泣いているのかな

悲しいことなんて無いのに

それでも、涙が止まらなかった