キーンコーンカーンコーン

先輩まだかなぁー。おそいなー。

海翔 「佐々木さんごめん。おそくなって」

愛羅「全然いーですよ!」

ふふ。

海翔 「帰ろうか」

愛羅「はい!」

海翔 「…朝の彼って…」

愛羅 「あー、将希のことですか?」

海翔 「そーそ。どんな関係?」

愛羅「ただの幼なじみですよ!」

海翔 「そっか。よかったー」

愛羅 「なんでですか?」

海翔 「いや…仲良さげだったから…」

愛羅「そんなことないですよ!いつも私の

こといじめてくるんですよ!」

海翔 「下の名前で読んでたから…」

愛羅「あのー!私のこと愛羅ってよんでく

ださい!」

海翔 「え…」

愛羅 「あ!えーと。ずうずうしいですよ

ね。すみません。わすれてください」

海翔 「いや、えーと、その愛羅って呼ばせ

てもらうよ」

愛羅「ほんとですか?嬉しい♡」

海翔 「じゃー俺のことも海翔ってよんで

よ。敬語もやめよ。他人行儀すぎるし」

愛羅「え!そんないきなりむりですよ!」

恥ずかしいし!

海翔 「愛羅…だめかな?」

ドキッ

な、な、なにこれ。可愛すぎる…!

し、しかも、な、な、な、まえ…。

愛羅「海翔…せ、先輩…」

海翔 「海翔な」

愛羅 「海翔…」

海翔 「よくできました」

愛羅 「えへへ」

照れる(*ノωノ)ポッ