教室に戻った。










「理沙!はい!これ、超旨かった!」


とびっきりの笑顔で、
祐介が私にお弁当箱を渡す。









「よかった!食べてくれてたんだね!」







「そりゃ食べるよ!
人が作ってくれたのに、
食べないなんてできないもん!」







やっぱり祐介はそういう人だ。










祐介のこういう所を
好きになったんだから。