湊「おい、夢花起きろ!」
 『うー…だーれー?』 
  今何時?…16:30!!
  やば!!久しぶりにこんなに寝てた!
湊「おい、夢花、大丈夫か?」
  あ!湊のこと忘れてたw
 『あ、うん。大丈夫だよ!
  今日行くんだよね…?』
湊「大丈夫かよ、あいつらは嫌なことはしないから」
 『う…ん。』
湊「ほら行くぞ」

ガチャ

夢花side

  男ばっかり!!分かっていたけどやっぱり怖い…。
下「あ!総長、おかえりなさい!!」
下「総長、その女誰っすか?」 
 『(ビク)!!、こ、こんにちは(泣)』
湊「ただいま。話はあとでするから、全員集合
 しといてくれ」
  怖くて湊の服の裾を引っ張った。
  そしたら私をお姫様だっこで、上にある幹部
 室に連れていってくれた。
  その間私は震えが止まらず、泣きそうだった。
湊「夢花、大丈夫だ」
 『湊(泣)、止まらないよ。大丈夫って分かってても、怖くて…』
  なんで止まらないのよ、お願いだから止まってよ!
  私は座ったまま、腕をさすって震えを止めようとした。
湊「夢花…。大丈夫だ、誰もそんなことしないからな。
  今日はやめとくか?」
  なんで…?なんで湊はそういうの?うちのこと優先しなくていいのに。
 『だめ!!怖いけど、行くよ。だって、湊たちが大切にしているところでしょ。行って挨拶しないと。それに姫になるって言ったから。』
  大丈夫、大丈夫。黒蝶として、黒龍として、がんばるから!
  お母さん、お父さん、見ててね。