本当に大切な気持ち

「それで…話って?」

芝生の上に腰掛け、しばらくくつろいだ後、美璃が口を開いた。

「なあ、美璃さ…」

固く決心したにも関わらず、いざ言おうとすると躊躇せずにはいられなかった。

「なにか、俺らに隠してるだろ」

真っ直ぐ自分の瞳を見つめる満煌に、美璃は思わず目を背けてしまった。

「……なんで?」

しばしの沈黙のあと、美璃がとぼけた声を出した。

「いつもなにに怯えてるの?ただの内気じゃないでしょ」

ひとまず、声を出してしまえばあとは楽だった。

「教えてよ、親友だろ?」

最後には身を乗り出して言っていた。

「ちょ…満煌。顔近いよ」

美璃は慌てて満煌の顔と自分のそれの間に手で壁を作った。

「ごめ…」

元の姿勢に戻った満煌。