本当に大切な気持ち

「おはよ、美璃」

朝10時ぴったりに美璃の家へ着いた満煌。美璃はもう玄関の外にいた。

「おはよう」

見慣れてるとはいえ、美璃と私服姿は満煌には半端ない破壊力だった。

「…公園でも行くか」

なにもない公園だが、いつも3人のたまり場だった。

「うん!」

てくてくと歩いてゆく美璃を愛おしげに見つめる。

「ほーら、早くー」

10m程先で美璃が満煌を呼ぶ。我に返った満煌は慌てて美璃を追いかけた。