本当に大切な気持ち

(いつもそうだけど満煌…思いつめすぎだろ)

異常なまで美璃を心配する満煌は、なにかに恐れているようにも見受けられる。

(あのとき美璃が倒れたのだって、正直俺ら何もできないし、どうしようもなかったろ)

あの日から満煌の心配しようは尋常じゃなかった。

多分、美璃が倒れることに異常なまで恐れをなすことは、満煌の母親が幼い頃に病気で倒れたことに関係があるのではないだろうか。

どっちにしろ、この怖がりようがいいはずはない。

(どうにかしないとな。満煌も美璃も)