本当に大切な気持ち

中2の夏のある日。美璃は朝からぼーっとしていた。

心配する満煌と星だったが、美璃は「大丈夫だ」と言い張り、授業を受けていた。

しかし、放課後。帰宅する中美璃は倒れた。

ただごとではない美璃の様子に満煌は反射的に救急車を呼んだ。

元々夏バテ気味で体調を崩していた上に、炎天下の中歩くことで熱射病にかかったそうだ。

病院のベッドで苦しそうに眠る美璃を見て、満煌はそう決心した。

それから、異常なまでに美璃を気遣う満煌。美璃の変化にはすぐに気づくようになった。

しかし、心配かけまいと頑固に「大丈夫」という美璃。

大体は満煌がいくら言っても聞かずに無理をしていた。