美璃、満煌、星。3人はいつも一緒だった。

中1の春、1人孤立していた美璃に声をかけた隣の席の満煌。そして、その親友の星。

引っ込み思案な美璃はなかなか打ち解けられなかったが、満煌や星と過ごすうち、いつしか美璃にとって2人はかけがえのない存在となっていた。

中3となった今でも、美璃には2人以外に 友達がいない。だが美璃は2人がいれば充分だと満足していた。