その城に入ると、揺れる木々と輝く炎、宙に浮かぶ雲、緩やかな丘が見て取れる。 「エレメント-キャッスルにようこそ、雑魚ども。…クク、というかお前は雪豹?」 キセノンはにぃと笑って真っ黒な長い袖を振った。 「たっぷりいたぶってやるよ。」 「…」 愉しそうなキセノンとは裏腹に、スレプトラットは浮かない顔だった。 「おいスレプト!頼んだぜ。」 「…分かってるよ。」 スレプトは俯いて溜息を吐いた。 「言うこと聞くよ。」