☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-


その城に入ると、揺れる木々と輝く炎、宙に浮かぶ雲、緩やかな丘が見て取れる。

「エレメント-キャッスルにようこそ、雑魚ども。…クク、というかお前は雪豹?」

キセノンはにぃと笑って真っ黒な長い袖を振った。

「たっぷりいたぶってやるよ。」

「…」

愉しそうなキセノンとは裏腹に、スレプトラットは浮かない顔だった。


「おいスレプト!頼んだぜ。」

「…分かってるよ。」

スレプトは俯いて溜息を吐いた。

「言うこと聞くよ。」