「殺そう。」
「え!?」
「あいつ殺そう。」
「ちょ、ちょっと待ってフェニックス!!」
「なに。」
「唐突なうえに乱暴だよ!!」
天使の良心であるキースが必死に暴走しかけたフェニックスを止める。
「黙れ天使の良心。あの危険人物を葬るだけだ。」
「キングまで止めて!!」
キングの悪ノリを悲鳴で阻止しようとするキース。
「だってイカレテルジャン?」
「僕からしてみればどっちもどっちだよ!!」
「俺ら正義だから?」
「変なところで正義を語るな!!」
必死にキースが止めてかかる。
「正義は勝つ!」
「ブラックヒーローもいいとこだね!?しかもヒーローの欠片もないね!?」
キースは必死だが、もうだんだんどうでもよくなってきた。
「…なんか、疲れちゃったよ。僕。」
「頑張れキース!?」
ウィングが励ましたが、本人は知らぬ存ぜぬを貫き通す気満々だ。
「ま、ガンバ!」


