☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-


「殺そう。」

「え!?」

「あいつ殺そう。」

「ちょ、ちょっと待ってフェニックス!!」

「なに。」

「唐突なうえに乱暴だよ!!」

天使の良心であるキースが必死に暴走しかけたフェニックスを止める。

「黙れ天使の良心。あの危険人物を葬るだけだ。」

「キングまで止めて!!」

キングの悪ノリを悲鳴で阻止しようとするキース。

「だってイカレテルジャン?」

「僕からしてみればどっちもどっちだよ!!」

「俺ら正義だから?」

「変なところで正義を語るな!!」

必死にキースが止めてかかる。

「正義は勝つ!」

「ブラックヒーローもいいとこだね!?しかもヒーローの欠片もないね!?」

キースは必死だが、もうだんだんどうでもよくなってきた。

「…なんか、疲れちゃったよ。僕。」

「頑張れキース!?」

ウィングが励ましたが、本人は知らぬ存ぜぬを貫き通す気満々だ。

「ま、ガンバ!」