☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-


「うわぁぁぁぁ!!!?」

「うっせーな。」

「死体だぁ!!!」

「うっせーよ。」

「おいぃぃぃぃぃ!!!!」

騒ぐキースとウィングに、キングは冷たくそう言った。

「赤髪の血塗れの死体とか死体なんて見慣れてるだろ。」

「患者に向かってその言い方はないと思うよ!?っていうかまだ生きてそうだし!!」

「ほっときゃ死ぬだろ。」

見殺す気満々にそう言って、キングは欠伸の上船室に入ろうとした。

「ちょっと待ってよ!!これアイスさんだよ!!」

「凍死死体?」

「違うよ!」

両手を振って力説するキースに、キングは面白そうに言った。

「じゃああの可愛い船長連れてこいよ。」

美しいまでの残虐な笑みに、キースはたじろいた。