少しずつ少しずつパンとステーキを食んでいくホセをアイスは愛おしげに見つめた。
そのアイスを凝視しながらスープを突き刺そうとしているフェニックス。
面白がって笑うキング。
常人の神経を持ったキースは震えている。
ようやくホセがパンを食べ終わった頃、もう日が暮れていた。
「さて。」
お皿を下げて戻ってきたホセを捕まえつつ、アイスは言った。
「427と3人にしてやる。ご主人様と茶髪。好きに話せ。」
ホセはびっくりしたようで、慌ててアイスに縋った。
「ま、待ってアイスさんアイスさんも」
「駄目だ。…ああそうだ427。俺に黙ってここを出て行ったら…どうなるか。分かってるな…?」
「!」
「よしいい子だ。お前がそいつらと一緒にいたいなら申告しろ。そうしたら逃がしてやる。」
「…」
「いいな?」
可愛いやつ、呟いてアイスはキングを誘った。
「ゲームでもするか?427は強すぎでちっとも勝てないんだ。」


