☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-


少しずつ少しずつパンとステーキを食んでいくホセをアイスは愛おしげに見つめた。

そのアイスを凝視しながらスープを突き刺そうとしているフェニックス。

面白がって笑うキング。

常人の神経を持ったキースは震えている。


ようやくホセがパンを食べ終わった頃、もう日が暮れていた。

「さて。」

お皿を下げて戻ってきたホセを捕まえつつ、アイスは言った。

「427と3人にしてやる。ご主人様と茶髪。好きに話せ。」

ホセはびっくりしたようで、慌ててアイスに縋った。

「ま、待ってアイスさんアイスさんも」

「駄目だ。…ああそうだ427。俺に黙ってここを出て行ったら…どうなるか。分かってるな…?」

「!」

「よしいい子だ。お前がそいつらと一緒にいたいなら申告しろ。そうしたら逃がしてやる。」

「…」

「いいな?」

可愛いやつ、呟いてアイスはキングを誘った。

「ゲームでもするか?427は強すぎでちっとも勝てないんだ。」