☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-


「おかえりなさいませアイスさん!」

「ああ…良い子で待ってたか、427。」

その辺に置いてあったであろうエプロンを身に付けて、427は完全に幼児返りしていた。

キラキラした笑顔を見せ、何故かフランス料理をコースで出し始めた427を片手で止める。

「お前は昼食に何を出してるんだ?」

「美味しくないですか?」

「全部持ってこい。二人で食べる。」

「…はい。」

ずいぶん落ち込ませたが、さすがにフルコースを昼から食べる気にはならない。

そして案の定自分の分を準備していない。

残飯でも漁るつもりだったのだろう。

「…?」

「いや…427、俺と一緒に来い。」

「え、待ってアイスさん俺」

「それはつけたままで良い。ふふ…可愛いぞ。」

「っ!!」

かぁぁ、と赤くなった427にクスリと笑った。

まあ、少しくらい赤いほうがいい。

これから真っ青になるだろうから、な。