「427、シャワーを」
「ひとりで入ります!!さすがに無理!!恥ずかしい!キュン死ぬ!!」
「…」
世俗に触れていない427は俗語を使いこなせないようだ。
「そう照れるな。男同士だろう?」
「無理!誰かとシャワー浴びるとか無理!それにアイスさんイケメンだし!!ちょっと意地悪だし!溺死させられそうだし!」
後半は随分切実で本能的な理由だった。
「427。」
「はい…?」
「入るぞ。」
「え!?」
意思を一切無視された427は、半泣きで抗議した。
「あ…はぁ、はぁ、嫌って…言った、言ったのに…」
バスタオルを投げてやりながら、ぶっ倒れた427に笑いかける。
「楽しかったろ?」
427はブルブル首を振った。
子犬のようだ。
「ゲームでもして寝るか?」
427は少し考えて、頷いた。


