「…あ、アイスさん…は、恥ずかしい…」
「可愛いぞ。」
「や、やめてっ!!」
期せずして、今日は猫祭りなるものらしい。
せっかくだから猫耳のピンを買ってやると、真っ赤になって恥ずかしがった。
そういう俺もカチューシャをつけている。
歩くたびに揺れている。
「似合っている。」
「アイスさんっ!」
真っ赤になって顔を隠す427。
なんだ、本当にキャラがほぼ180度変わっている。
エメラルドグリーンのロングの髪が光を反射する。
あの赤い髪は大好きだったから残念だが、これも427を守るため。
「!!!?」
おっと、口に出ていた。
「だ、大好き!?」
「どうした?」
愉しげにそういえば、首を振って427はこちらを睨んだ。
「う、嘘つき。」
あはっ、と俺は軽快に笑った。
「そうか、嘘か、あははっ!」
最高だ、そう思った。
うららかな日差しが、恨めしい程。
427と一緒に、輝いている今日が。


