☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-


「…あ、アイスさん…は、恥ずかしい…」

「可愛いぞ。」

「や、やめてっ!!」

期せずして、今日は猫祭りなるものらしい。

せっかくだから猫耳のピンを買ってやると、真っ赤になって恥ずかしがった。

そういう俺もカチューシャをつけている。

歩くたびに揺れている。

「似合っている。」

「アイスさんっ!」

真っ赤になって顔を隠す427。

なんだ、本当にキャラがほぼ180度変わっている。

エメラルドグリーンのロングの髪が光を反射する。

あの赤い髪は大好きだったから残念だが、これも427を守るため。

「!!!?」

おっと、口に出ていた。

「だ、大好き!?」

「どうした?」

愉しげにそういえば、首を振って427はこちらを睨んだ。

「う、嘘つき。」

あはっ、と俺は軽快に笑った。

「そうか、嘘か、あははっ!」

最高だ、そう思った。

うららかな日差しが、恨めしい程。

427と一緒に、輝いている今日が。