☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-


「!」

上空に禍々しい瘴気を感じて、クラウンはそちらを睨みつける。

すると向こうもこちらに気がついたようで、遥か彼方から飛んできた。

「っ!」

警戒し、能力を半展開させると向こうは慌ててヒラヒラ手を振った。

「今戦う気はない、話をしようと思っただけだ。」

それでも警戒を解かずにいると、向こうはオーラを収め、5メートルほど離れたところに降り立った。

「クラウンだろ?サトリだ。」

「サトリ。」

クラウンは反復する。

「協力してくれないか。」

「協力?」

ああ、魔王は頷いた。

「貴方だけじゃ駄目なの?強いんでしょ?」

「念のためだ。あいつは少し…幼少期からおかしなところがある。」

「私の裏切りのリスクを冒してまで組むべきなの?」

「ああ。」

非常に心苦しいんだがね、私の実の弟に。

「閻魔を、殺す。」


私はそれを目的とする。