「なあ、クラウン。」
「ん〜?」
「アクア、何処にいる。」
それはゼロの魔法がガッチリ型にはまってきた時だった。
ホセは手取り足取りゼロに魔法を教えつつ、たまに夢術の進行具合を見るという生活を繰り返していた。
「ウィングとお昼寝してるよ。」
「それはどういう意味だ。」
「そういう意味だよ!?ホセ何を想像してるの?!」
「…ウィングが巧みにアクアに薬をもっ」
「てないよ!?ちゃんとウィングを信じようよ!?」
「…うん。」
「ねえ嫌そうにしないで?ホセったらぁーー!!」
「…うん。」
無表情に嫌々ながらどうやらYesと言ってくれたホセに、クラウンはふうと息を吐きつつ、ホセにタオルを差し出した。
「シャワー浴びてきたら?」
「…分かった。」
頷いてタオルを受け取ったホセは、何処までも疲れ切っていた。


