☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-



果たして、アイスはホセとNを連れて戻ってきた。

ホセはゼロの手を取り、自分の核を僅かに注ぎ込む。

「如何ですか…?」

ゼロをジッと見ながらホセが聞いた。

「…久し振りの感覚ですね。魔力は非常に強いのですが…」

「どのくらい与えたんだ、ジュエル。」

Nはそう聞いた。

「0.1%くらいです。これ以上注ぎ込むとゼロさんの身体が内側から壊れてしまうので…」

「…0.1?」

改めて化け物ですね、ゼロが呟いた。


「先ずは夢術を試せブライド。ジュエル、君が講師につきなさい。期間は一ヶ月、それまでにあの怪物共に匹敵させる必要がある。」

「え、そんな…俺がゼロさんにものをお教えするなんておこがましい…」

「…ジュエル君、やりなさい。」

「…はい…ごめんね、ゼロさん…」

いじめないでね、とホセは小さくそう言った。

「…いじめませんし、なんで泣くんですか…?L君、よしよし泣かないで下さい…」

「なんかゼロさん安心するんです…ふふ。」

嬉しそうにしたホセはゼロから少しだけ顔を離す。

「どうして戦うんですか…俺が日替わり奴隷やっちゃ駄目ですか。」

「ええ…私は君を守る為に戦いますからね、L君。また楽しかった毎日に戻りたいんです…」

そう、全ては彼を救うため。