☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-



「何してるの?ふふっ…リト君がもみくちゃだけど。」

「お前は…ロメ!なあ聞いてくれ、閻魔がホセにセクハラするんだ!!」

「違う。スキンシップだ。」

「どこ触ってんだ貴様殺す!!!」

「…」


ゼロがアイスに嫌味に叩き起こされる十数時間前のこと。

いい加減にさっさと逃げようよというクラウンのもっともな発言により、一同は逃げ出そうとしたのだが。


「閻魔様…俺…歩ける…」

「いいやお前は重症だ。抵抗できないのをいいことに俺がワッセワッセと運んでやる。」

「えっと。」

「命懸けで逃げるんだホセ!!」


閻魔様<魔王様


「…はい。」

「権力を秤にかけるのをやめなさい。君のキャラ一体どうなってるんだ。」

若干怒られた。


というわけでホセは逆立ちで逃げた。

何故かというと足が縛られていたからだ。

「可愛いなーあ?」

「お前一回死んどけ。」

「あ、兄さんサイテー。」

「権力で潰してやる。社会的に。」

「こえーな魔界の権力。」

とりあえず、逃げたホセを追いかけるウィングだった。


「んーと。ウチの所長が色々稼いでる内に行った方がいいよ?」

「分かってるよ。おいそこの幼女。」

「幼女?!」

「走れるか?」

「走れますけど…幼女…幼…」

アクアはサトリの言葉にショックを受けた。