「…ド…」
「…」
「ブライド…」
「…ん…」
「起きろ…ブライ」
「!!!?」
ゼロはビックリした。
びっくりしたついでに目の前の相手に頭突きをかました。
「だ、誰ですかいきなり人の顔を覗き込んで!!」
「喚くな喚くなやじろべえ。」
起き上がって叫んだところでゼロは相手の顔を見た。
酷薄な瞳、真っ白の髪。
スラリと伸びた肢体を持て余すように腕を組んで、アイスはにぃとニヒルに笑む。
「腕がないでしょうアホ!!誰かと思えばお前ですか、悪魔!!!」
「お前は俺のことをなんだと思ってるんだ。」
「悪魔!!クズ!!ゴミ!!死ね!!」
「こらこら怒るぞ。暴言を吐くな。」
「地獄で3000年苦しみもがいて死ねばいいのに!!」
「泣くぞー。」
「消えろ!!!」
「ほらほら泣かない泣かない。」
「死ね!!」
「はいはい分かったよ。」
何故か泣き出したゼロに、アイスは微笑みながら言った。
「ほら手足。暴れるなよ。」
「触るな!!!」
「はいはい。」
抵抗できないのをいいことに、アイスは嫌がるゼロに手足をくっつけついでに担ぎ上げた。
「ああああ!!!離せ離せ!!!」
「はいはい分かった分かった。子供か全くお前は。」
アイスに適当にあしらわれて、ゼロは悲鳴を上げた。


