「痛い!!」
「バーカバーカ。」
心ないいじめにゼロはシクシク泣いた。
「ウィング、ゼロさんを泣かすな。」
「うるせーな。」
「ピアス全部千切るぞ。」
「こえーよ!!」
さて騒々しいパーティー(4人なのに)がようやく終わりを告げた頃、ウィングは無表情にペンチと手錠を持って走るホセから逃げていた。
「ハロウィン顔負けだぜ無表情に手錠って!!怖いわお化け屋敷か!!」
「時代遅れだな今はホーンテッドマンションと言うんだバーカ。」
「無表情に馬鹿にされた!?」
軽く蹴り飛ばされてウィングは悲鳴とともにそう叫ぶ。
「仲良くしましょう、ね?L君L君責めてるわけじゃありませんので泣かないで下さい。」
ゼロは大人だった。
「ゼロさんちゃんと私のために争わないでと言って下さい。」
「私の一人称を利用した悪意しか感じませんからいいません。」
「きーきーたーいー。」
「無表情に駄々を捏ねない!!」
叱られた。
「ところでゼロさんは何故そんなに容姿が醜悪なんですか?」
「アクアさんもアクアさんで悪意の塊ですね。醜悪って…そこまで言わなくてもいいじゃないですか。」
「だって醜悪ですよ。」
「やめろアクア…フォローの仕様がないだろ。」
「ウィングさん?!」
酷い酷いと泣きながらゼロは俯いた。
「大丈夫ゼロさん、ゼロさんの美しさは俺が知ってる。だからゼロさんロメさんと結婚」
「しません。」
「じゃあ俺と」
「絶対しません。」
ゼロは大人な対応を見せた。


