「座れ。」
「えっ…」
「此処だ。膝の上に。…お昼寝の方がいいか、腕枕くらいならしてやるから遠慮するなよ。」
「あ、座る、座らせていただきますっ!」
アクアは叫んだ、ホセは後ろから抱きしめるようにしてアクアを膝の上に乗せる。
「まだ小さいな、ちゃんと食べてるのか。こんなに小さいのはまずいだろう。」
「大丈夫ですよ、小さい方が女の子はいいんです。お兄ちゃんも小さい方が好きでしょ?」
「お前なら大きかろうと小さかろうと可愛いだろう。」
「えっ…」
アクアはポッと頰を赤らめる、その次の瞬間。
「…アクア…大好き。」
「んきゃぁっ?!」
ホセが突然甘ったるい声と共によしよしして来た!!
アクアの戦意が1000ダウン!
アクアのHPが5000ダウン!
行動を選択しよう!
戦う
逃げる
→諦める @(ポチッ
アクアは諦めた!!
さて、早々に戦意を削がれたアクアはホセのなすがままに甘やかされた。
無駄にイケメンなために、ドキドキしてしまう。
「可愛いな、可愛いなぁお前は…お人形みたいだ、可愛いな、可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い…」
助けてウィング。
お兄ちゃんがおかしくなった。
「もうほんとお前天使だな、エンジェルだなアクア…」
「んきゅ!」
「あーもー可愛い可愛い。よしそんなお前をさらにエンジェルにしてやろう。」
ホセは悪戯っ気たっぷりに言った。
さてさてそれから数十分後。
「似合ってる。」
思いっきり甘い声でホセに囁かれて、アクアはどうしようもなく赤くなった。
「お前にはピンクがよく似合う…貝殻は最高だな。」
ホセとしては可愛い妹を全力で可愛がっているのだが、何しろ顔が顔だ。
アクアは口説かれている。
今ホセはアクアを膝に乗せ髪を結んでいるのだが、さっきから貝殻に穴を開けてはゴムを通しの繰り返しで、より似合う色を絶賛模索中なのだ。
「お、お兄ちゃんっ…わ、私もういいですからっ…恥ずかしいです…」
「可愛いな、そんな顔を赤らめて。さて次行くぞ。」
ホセは夢中になると人の話を聞かないタイプのイケメンだった。
「お、出て来た出て来た長かったな二人と…も…?」
キラキラ飾り立てられたアクアに、ウィングは絶句しましたとさ。


