☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-



さて、ホセの二日酔いが治った頃。

起き出して来たホセは、その足で動物達が暮らす部屋にやって来た。

「久しぶりだな、会いたかった。」

「!」
「!」
「!」
「!」
「!」
「!」
「!」
「!」

一斉に気がついた推定100匹の動物達が、我れ先にと駆け出した!


その広場の面積は約300×300km。

ホセは端っこにいるため、最も遠い者は約300kmちょっと離れている。


さあ先ずは最も遠い場所もう霞んで見えないくらいのところからチーターが猛ダッシュ!

しかしトラとライオンも負けてはいない、ライガーの子供を咥えて全力疾走!

そしてすごい勢いで海から飛び出して来たのはトビウオ!

それを追うようにシャチも泳ぐ泳ぐ!

クジラの妨害を躱して鷹と鷲が競うように飛んでくる!

地上では近場の小動物達が必死で走る!

ネコもイヌもウサギもネズミもカメもトカゲも必死に走る!

さあゴールは目の前っ!!

おおっ?!

ここでなんとペガサスが乱入かっ?!

ああっ!なんとユニコーンが自慢のツノで辺りを牽制!

ユニコーン単独1位です!!

以上実況モンキーがお送りしました、ウキッ!


「毎度毎度そんなに疾走することないんだぜ、ユニ。ほら、ペガ拗ねるな。」

幸せそうにホセに自慢のツノを撫でて貰うと、ユニはグルグル機嫌良さげに鳴いた。

「よ、ホセちゃん。」

「ウィング。」

幸せそうなユニに、ウィングは苦笑いした。

「俺の時はツノも触らせてくれなかったぜ。」

「今ならいいんじゃないか。」

なあ、ホセはユニに同意を求める。

ユニはコクンと頷いた。

結構嫌々だったけれど。