☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-



「…ん…」

薄眼を開けると、柔らかな光が差し込んで来た。

体を起こすとクラリと目の前の景色が転がる。

言い様のない吐き気が込み上げて、ホセは慌てて口を押さえた。

「起きた?二日酔いボーイ。」

「…気持ち悪い。」

「だろうなお前飲みすぎだ。」

投げつけられた薬をバリバリ飲みながら「止めろ噛むな。」

ホセは怒られた。


「冷たいことを言うなよ…」

「何でお菓子のようにばくばく食ってんだよアホセ。」

「…それ、固定…か…?」

ちょっと切なそうに言ったら、ウィングははーあと深い溜息を吐いた。

「嫌?」

「…はい。」

「じゃあ何がいい?」

ホセは、しばらく思案した。

そして十数秒後。

「下僕。」

「アホセだな。」

ウィングは間髪入れずに言った。


せっかく頑張って考えたのに。


ホセは落ち込んだ。