「…」 タイムリミットを迎え、ホセの瞳は紅く、髪も紅く染まる。 危険に輝いた瞳すら、暗く闇に沈む。 「…はぁ。」 背後の二人の無事を確かめ、眼前の敵の死を確かめて。 ホセは厚いバリアを解いて二人を優しく寝かせると、頭に手を置き記憶を弄った。 「…」 鎖を出して自ら両腕に絡ませ、足も縛って首にもかける。 猿轡を噛ませておいて、最後にそれをウィングに握らせると、ホセはしっかり両腕を縛り直す。 魔封じの呪いを自分にかけて、ホセは目を閉じ気を失ったフリをした。