☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-



“奴等”に会ったのは、丁度道を半分ほど進んだ時だった。

しんしんと降るような銀髪をしだらせ優雅に跪いた一人の男は、ウィングとアクアを見て妖艶に笑った。

「御娘様を、ご存知でしょうか?」

「御娘様?」

「クラウン様でございます。」

言いながら相手は立ち上がり、優しく微笑んだ。

「私は神界から参りました使者なのですが、御娘様が罪を犯されたので連れ戻しに参上いたしました次第です。」

「罪?」

ウィングは聞き返した、相手は哀しげに頷きこう言った。

「実の兄上を、殺したのです。」