☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-




「ホセの馬鹿っ!変態っ!露出狂っ!!」

「酷いことを言うな、男の裸なんて見慣れてるだろうに。」

「慣れてないよ?!っていうかどういう意味?!」

「…さぁ。」

微妙な間が怖い。

無表情に戻ったホセは、自然な動作で体を拭いていた。

落としたパンツを身につけると、そのまま髪を拭く。

水も滴るなんとやらとは言ったものだが、真っ白い肌に刻まれた黒い茨と紅い薔薇が酷く映えて、そこに加わる水が妖艶だった。

クラウンは目を背けつつもどうしても目が行ってしまい、それを意識してかたまに視線を泳がせるのがまた憎い。

「…もう、いいんじゃないかな?」

「そうだな。」

案外素直にホセは頷き、白い翼がプリントされた黒い中着をとって身につけ、コートを羽織る。

「さて、戻るかデザートタイムか、どっちがいい。」

「えっ…」

「どっち。」

「も、戻ろ…?」

「ああ。」

ホセは頷いて、座っていたクラウンを立ち上がらせた。

「行こうか。」

やけに洗練された動作で、ホセはそう言ってクラウンに手を差し出した。