☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-




「さて、もう夜だな。」

「うん。…え?」

当然ながら夜でも昼でも洞窟の中は変わらない。

「…うん、分かった。」

「というわけで俺は見張りに立つからお前は寝ていろ。」

「えっ!」

「ほら、寝ていれば怖くない。」

「あ、まってホセ…!」

トン、とクラウンをベッドに倒すとホセはニヤと笑んだ。

「いなくなったりしない。」

「あ、でも…」

微笑んでホセはいなくなった。

ニコッと、最後に珍しい笑顔で。







酷く、傷ついて、その傷が、互いに、共鳴、する。

壊れた、モノの、血だらけの、涙が、混ざり、あう。

溶けて、消えず、戻る、残る。

グチャグチャに、瞳の、奥に、溜まる。

血になって、流れる。

また、混ざり、溶けて、溶かして、消え、ない。

空も、宇宙も、見えず、泣き、流し、混ざり、溶ける、溶かす、戻る、帰る、壊す。

傷は、癒えず、二度と、癒え、ない。

流れる、だけ、血が、混ざる、だけ…