☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-




「焦ったぜ、あの時は。結局頭蓋骨にヒビで一ヶ月包帯巻きっぱなしで。」

「…良いじゃん、別に。すっごく不安だったんだもん。」

「何言ってんだか。」

また取り出した包帯を巻きだしながらホセはそう言った。

「その左脚、どうしたんだ。」

「…ん、ちょっとね。」

「そう。」

ホセは頷いて、ちゃきっと包帯を切った。

「次はお前もだ。」

無表情に、ホセはそう言ってクラウンを見つめた。

「え…?」

「脱げ。」

「はっ!?え!?年頃の女性に向かって脱げとは何事!?」

「あーだこーだ言わずに脱衣しろ。」

「意味一緒だし!?」

「じゃあオブラートに行こうか。」

「行かないで良いから!」

「つべこべ言うな包帯変えるだけだ。」

「自分でする!!」

言い張るクラウンに譲らないホセ。

どちらが勝ったのか、それは神のみぞ知る。