☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-




「あいた、おい止めろって痛い…」

「ん…もう感動…ただの冗談でパニクって倒れたでしょ?」

「…本当に、捨てられたと思ったんだから…」

仕方ないだろ、とホセはあくびれもせずそう言った。

「あの時はまだご主人様呼びだったね。そういえば。」

「あ…そこもうちょっと押してくれ…気持ちいい…」

「ホセったら。」

ホセは恍惚とした溜息を吐いて目を閉じた。

「もう死んでもいい…というか死ななきゃ申し訳ない…」

「駄目だからね!?」

マッサージを続けていると、ホセが演技でもないことを言い出した。

「クラウン、お前怪我は平気か。」

「うん、大丈夫。」

「本当か。お前は昔から無茶するんだから。」

ホセはそう言って無表情に目を閉じた。