☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-



ドサ、とソファに倒れこむようにしてホセは眠った。

まだ夜なのに、おかまいなしだ。

しかも倒れこむようになってるせいで思いっきり海老反りになっている。

背骨の軋む音が聞こえる気がする。

ものすごくギシギシ鳴っている気がする。


「…」

窒息しないように、あと自然な姿勢になるように三人掛けのソファに移動させ仰向けにする。

相変わらず軽い。

絶対平均はない。

動かしても何にも反応しないので、よほど疲れていたんだろう。


というか昼にどんだけ疲れたんだ。


その時タイミング悪く飛び込んできた吸血鬼が一人。

『主様!』

「すみませんがあなたと意思疎通ができません。」

寝てんので。

はは、笑いながらウィングは背後を指差した。

「…」

『主様が寝てる!?』

「…」

『んだよ起きてるよ。』

「…」

『え!?』

『ちょい疲れたから寝てんの。何の用?』

「…」

『えと…さっき負傷した何人かは死にました。』

「…」

『ふぅん。』

『それをご報告に。』

『いいから行けよ…俺一応寝てるから百面相してると怪しまれる。』

「…」

『はい!』

「ねえ、そいつ寝てるよ?」

ウィングは不思議そうにそういった。