「クォーツ。」
「あ、主様!!」
ベッドに寝ていたクォーツはホセを認めて、慌てて立ち上がろうとする。
それを差し止めながら、ホセは言った。
「寝ていろ…酷くしたから数日は動けない筈だ。代償分の願いは叶えてやった。ほら、親友とはこいつだろう?」
名前も特徴も言ってないのに、連れてこられたのはかつての戦友。
改めて、クォーツは主様は凄いと思った。
「よかった、ウォン!!」
「クォーツ…?お前売られたんじゃ」
「主様のお陰なんだ、何もかも!!嗚呼主様…有難うごさいました…」
「まあ二人で話していろ。ククク、ウォン、いい返事を待ってるぜ。」
じゃ、とホセは霧になってゆらりと消えた。


