☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-



迂闊なことを言ってしまった。

でも仕方なかった、だって、あんなに切なそうな顔するキングが悪い。

慰めて、死なないでって言って。

気持ち悪いくらいに聞こえてきた心の叫びは醜くて美しかった。

醜すぎて美しかった。

腹立たしいキングのあの笑顔に、いつも浮かぶ微かな憂い。


平気な顔して普通に扱えば、気づいてくれって叫んでる。


「…ムカつきますね。」

貴方の事を、私がどう思ってるかも知らないで。

「キング。」

呟いてみれば風に消える叫び。

私も大概ですね、アクアは口の中でそう言った。


「貴方は何年生きたのですか、キング。」


素朴な、疑問だった。