-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆- 傷の舐め合いだって構わない。 そう言って、美しい少年は泣きました。 独りぼっちの少女も、 彼に身を寄せ頷きました。 二人でいようね。 どちらともなくそう言って 少女と少年は泣き合いました。 -☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆- 二章 罪の環は永久に