「…殺せばいいじゃん。」
諦めきったような声。
言い訳も抵抗も何もなく全てを捨てる。
「殺せばいいじゃん。」
強がりなんかではない、本心からの言葉だ。
殺せばいいじゃん。
俺なんか、殺されればいい。
ウィングは怒りを込めて、なおもホセを殴り続ける。
腹部を殴るうちに、ホセは吐血してぐったりした。
拷問の傷が開いたのもあるだろう。
ボロきれのようなホセ。
ギュッと目を閉じボロボロと泣きだしたホセに、さすがに放っては置けなくなった。
「いったんストップだ。」
「…止めんな。」
「とめるな。」
なおも強がるホセをヒョイと座らせバンザイさせて服を脱がせる。
「!」
ホセの傷だらけの上半身が露わになる。
「一旦、ストップだ。」
ウィングはどうしようもなく、キングを通す。
だが黙っていなかったのは被害者の方だった。
「う、や、離せ、離せぇっ!!」
「暴れんな重傷者。」
「離せ離せ!!」
「だから暴れんな。」
「やだやだ!!」
「駄々こねんな子供か。」
「ふざけんな変態殺してやる!!」
腹部に傷があるので、ドッタンバッタン暴れるホセをお姫様抱っこしてやったら滅茶苦茶抵抗してきやがった。
要望通り背骨真っ二つに折ってやろうかと思ったが、そんなことをしたら自分の骨が全身叩き折られる。
キングは我慢した。


