☆Friend&ship☆-償いの吸血鬼と罪深き種族の運命-



「!」

「ん、どした?」

腕を組んで歩いているフェニックスとホセ。

もうその時点で色々言いたいが、ホセがウィングを見て分かりやすく身を引いた。

「僕、ウィングさんに嫌われていたんですか?」

「ううん、どしたの?」

「ウィ、ウィングさんが人殺しって、言ってくるんです…僕、誰か殺したんですか…?」

「…」

フェニックスは笑顔のまま停止した。

「…フェニックスさ」

「気にすんな。」

「えあの…」

「ウィング!!」

「…?」

ウィングは億劫そうに振り返る。

「変なこと言うな。」

怖がってる、とフェニックスは笑顔のままそう言った。


「…」

フェニックスはウィングの気持ちを理解しなさ過ぎる。

キングは再三溜息を吐いた。