おばあちゃんが囁くように
心に刻むかのように言った。

「写真を大切にしてね。必ずいいことがあるから。」

偽りのない、穏やかでやわらかなおばあちゃんのあの笑顔は
今でも覚えてる。

忘れられるわけがないんだ。
その写真は今でも、残っているから。